Sakai Kazutaka Profile & Information

写真家・酒井一貴(さかい かずたか)のプロフィールやお知らせなど。

kyoto at dawn 会期延長、5/12まで。

現在開催中の 『 kyoto at dawn 』は、作品展示の期間が延長されました。

京都清水寺五条坂CAFE OTOWA にて、5/12(日)まで。

5/1(水)~12(日)は、新作写真展『 new world 』を開催します。 

こちらは、KYOTOGRAPHI KG+ の参加写真展です。

ぜひ、ご高覧ください。 

どちらの会場で絵も、写真集を販売しております。

よろしくお願い申し上げます。

 

酒井 一貴(さかい かずたか)

 

蛇腹折りの最新作品集『 kyoto at dawn 』 ¥1,000 (税込み)  

この他の写真集も取り扱っています。

展覧会 & shop のお知らせ

個展『 Kyoto at dawn 』開催中です。

人の少ない明け方に、私のカメラは京都の街を徘徊する。

カメラは世界を客観する。

街は、人間を現すもうひとつの姿。

夜明けの青く微かな光は、そこに在るものの「存在」を浮かび上がらせてくれる。 

意味が生まれる前の、ありのままの「姿」を見せてくれる。

 

会場 CAFE OTOWA 

京都市東山区五条橋6-583-31 

清水寺から徒歩5分

産寧坂から30秒

清水坂観光駐車場タクシー乗り場前

作品展示期間 2024年1月中頃までを予定→3月31日まで開催が延長になりました。

 

これまで撮りためた作品から15作品(新作も含む)を選び、店内で展示しています。

作品と写真集も販売しています。

京都をお越しの際には、ぜひ、ご高覧ください。

 

写真集『 Kyoto at dawn 』

今回の展示に合わせて、新たにポストカードサイズの蛇腹折り写真集を作りました。 

「Kyoto at dawn」 ¥1,000(税込み)

edition 100
サイズ:148×100mm
掲載写真 15点
用紙:ミルトGAスノーホワイト 135kg、
印刷:両面カラー オフセット

*サイン入り


写真集 shop のお知らせ

写真集『 horizon horizon horizon 』

2021年、KYOTOGRPHIEにて個展参加の際に制作した「夜明けの時間を撮る」をテーマにしたシリーズの写真集。
夜明けの微かな光が映し出す個々の対象をモチーフに、作者はどこまでも青く静逸な風景として写真に記録する。そこには昼間の日常はなく、朝の清々しさとは異なる何かが立ち現れる。

表紙は真っ白、豊かな触感の気包紙GL-FSを使用。一見何もない純白の紙に繊細な青いラインが入り、透明箔押しが薄っすら現れる。本文は光沢あるアート紙、OK金藤を使用。CMYKと違い、デジタルRGB出力で不思議な色の再現度は写真の青い空気を美しく表現し、この写真集を成立させた。

「horizon horizon horizon」 ¥2,860 (税込み)
2021
edition 150
サイズ:240×190 mm
50頁 掲載写真 31点
用紙:気包紙GL-FS 255kg、
OK金藤135kg
印刷:インクジェットデジタルプレス RGB出力
*サイン入り

お求めは、 

skpiksbook

ヴォイスギャラリー MATUO MEGUMI +  VOICE GALLERY pfs/w 

→ 私が日頃お世話になっているギャラリーです。online shop にて、作品の販売をやっておられます。私のオリジナルプリントの取り扱いもあり! です。

修美社 omosiro print syubisya

  → 京都の印刷会社。印刷はもちろん、紙に関する幅広い商品を取り扱っています。

ホホホ座 浄土寺店  → 店頭での取り扱いです。 

銀閣寺や法然院哲学の道に程近い本屋さん。雑貨など幅広い商品を取り扱っておられるお店です。京都にお越しの際には、ぜひ!!

 

写真集『 山と子ども 』

2012年製作。 息子を客観する、その視点で作った写真集。 写真家の住む街と故郷の風景をおりまぜながら、写真とはカメラという道具そのものによる産物であり、写真家の主観とは別のところに存在するものだと作者は意識する。 当時の息子の描いた絵も収録されており、多面的な写真集に形成されている。

「山と子ども」  ¥1,980(税込み)
2012
サイズ : 240×190mm
54頁 掲載写真 38点 図版 1点
用紙 アートポスト135kg シルバーダイヤ135kg
印刷 オフセット 表紙 オフセット+マットPP加工
* サイン入り

 

お求めは、

skpiksbook

ヴォイスギャラリー MATUO MEGUMI +  VOICE GALLERY pfs/w 

→ 私が日頃お世話になっているギャラリーです。online shop にて、作品の販売をやっておられます。私のオリジナルプリントの取り扱いもあり! です。

修美社 omosiro print syubisya

  → 京都の印刷会社。印刷はもちろん、紙に関する幅広い商品を取り扱っています。

 

(注)すみません。 この写真集は、ホホホ座浄土寺店 店頭では取り扱ってはおりません。

お間違いなく。

 

 

終了しました。→   VOICE GALLERY 周年記念展 が開催中です。 ぜひ、ご高覧ください。

 

終了しました。→展覧会が開催中です。 〜5/14(日)17時までです。

 

写真展『 Somewhere not here / fragments of kyoto 』

会場 ヴォイスギャラリー MATUO MEGUMI+VOICE GALLERY pfs/w

会期 2023年5月3日(水)~14日(日)13:00~19:00  

月・火曜日休廊  最終日は17:00まで

本展は、KYOTOGRAPHIE   KG+ の参加展覧会です。

 

此処ではない何処か、そんな気持ちがいつもある。

とくに目的地も持たないままに街を彷徨い歩き、そこかしこで見えた何かを写真にする。

それが午後の街なら、通りに潜む「間」のようなものを眺めたりし、それが夜明けの時間なら、昼間の日常には見えてこない原始の風景のような街を眺める。

それはその時々の私が見つけた眺めである。

撮る瞬間は、ひとまず常識の枠を外し、そのおぼろげな光が包む目の前の風景を眺める。

それはすでに、私にとって何処でもない場所。

京都であって京都ではないのである。

写真のすごさとは、言葉や理屈を介さずに、目の前の風景がそのまま「何ものか」になることだと私は思っている。そして、その「何ものか」が写真として存在することで、私の心にポッと灯りが灯るのだ。

目指すのは絵を作ることではなく、また対象への理解を深めることでもない。止まらないものに流されているだけの自己は、世界を形作る圧倒的な何かに、ただ途方に暮れるだけなのである。

本展では、前回の展覧会『name is kyoto』からの抜粋作品と新作、合わせて約300点の作品を展示します。 

(以上、展覧会DMのコメント文から)

 

本展の二つ折りDMです。 

以下、配布先 (4/20現在)

MATSUO MEGUMI+VOICE GALLERY pfs/w(ヴォイスギャラリー)

ホホホ座 浄土寺店

京都芸術センター

瓜生山学園 京都芸術大学

バックス画材

恵文社一乗寺店

PURPLE

A BOX

カメラのナニワ 京都店

同時代ギャラリー

堀川新文化ビルヂング

修美社

二手舎 京都

クリエイト銀座

酒井一貴(さかい かずたか)

1970 滋賀県出身

1990京都芸術短期大学造形芸術学科映像コース 卒業

 

個展

1997 life(1994~1996) アートBOXアンフェール

1998   見物  立体ギャラリー射手座(京都)

1999 平行線  立体ギャラリー射手座(京都)

2000 平行線/dog’s life  立体ギャラリー射手座(京都)

2002 彼方、此方  ヴォイスギャラリー(京都)

2004 ホームタウン  ヴォイスギャラリー(京都)

2006 風景  ヴォイスギャラリー(京都)

2007 自分の中の子供   ヴォイスギャラリー(京都)

2021 horizon horizon horizon  ヴォイスギャラリー(京都)

2022   name is kyoto ヴォイスギャラリー(京都)

 

主なグループ展

2000  MIO写真奨励賞展(大阪)

2001  MIO写真奨励賞展(大阪)

2003  art in transit Vol.5  パレスサイドホテル(京都)

2020  アートとTシャツと私 haku (京都)

 

 

SAKAI Kazutaka

 

1970  Born in Siga. JAPAN

1990  Completed, Kyoto College of art, study of the video art course

 

Solo Exhibitions

 

1997  life(1994-1996) /  Gallery Enfel ,Kyoto

1998  Observation  Gallery Iteza, Kyoto

1999  Parallel Lines  Gallery Iteza , Kyoto

2000  Parallel Lines  Gallery Iteza , Kyoto

2002  here there  Voice Gallery , Kyoto

2004  home town  Voice Gallery , Kyoto

2006  Landscape  Voice Gallery , Kyoto

2007  Child in me  Voice Gallery . Kyoto

2021  horizon horizon horizon   Voice Gallery . Kyoto

2022  name is kyoto  Voice Gallery . Kyoto

 

Selected Group Exhibitions

 

2000  Mio PHOTO AWARD , Osaka

2001  Mio PHOTO AWARD , Osaka

2003  art in transit Vol.5 , palace side hotel , Kyoto

2020  Art and t-shirts and me , haku Kypto

作家ブログ 『 日な日な余波ははなやか歩く 』

k_sakai@kyoto.zaq.jp

 

 

 

 

 

お知らせ

次回の写真展のお知らせ

 

『Somewhere not here / kyoto fragments』

2023年5月3日(水)~14日(日)

会場・ヴォイスギャラリー MATUO MEGUMI+VOICE GALLERY pfs/w

 

KYOTO GRAPHIE  KG+参加の展覧会です。

 

 

写真集は、shop または、VOICE GALLERY  、修美社 にて販売中です。

 

 

写真集『horizon horizon horizon』

 

写真集『山と子ども』

 



 

 

 

作者近影 2023年1月、故郷にて。

 

 

 

 

 

もっと、真っ白け。

 

 

 

 

 

 

 

 

 1月27日から3日間の帰省。

 

 僕は滋賀県の最北、余呉町というところの出身である。 先日からの強い寒気により、今回はほぼ、除雪を目的に帰省した。 

 帰省した3日間のうち、一番雪が積もったのは最終日の今朝で、一晩に40センチほどの雪が積もった。 上はその時の写真。 夜明けの景色は1面のグレー色で世界は全て閉ざされてしまった。 それは雪国ならではの景色である。 憂鬱といえば憂鬱な景色。 

 

 そして、その1日前は、下の写真。 村はずれの田畑の中の農道まで歩く。 フィルムで撮っていた頃から、何度も見た景色だけど、この時の景色は今までに見たことない景色。 ほんの少しの間だけ、姿を見せた山は特別に綺麗だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 とり急ぎの更新です。 他にもあるので、後日また更新します。 

 

自分の眼。

 なんか、これの前の更新で変なことになったので、もう一回やり直します。 前のは、無かったことにしてください。

 

 

 

 

 何のお店かは確かめなかったけど、窓ガラスの向こう、干したタオルの横にエゴン・シーレの絵を見つける。

 若い頃エゴン・シーレには興味があって、今も部屋には画集がある。 ケースに入った画集で、結構高価だった。 月日が過ぎて紙の端から黄色く変色しているだろうけど、本は財産だと思っているから、ずっと持っておく。

 いつかそれらの本を整理した図書室のような空間を田舎に作れたら、と漠然と思っている。 

 

 *

 

 まだ暗い夜明け前のお店に黄色い灯りが灯っていると、カメラを持った自分などは自然とその中を覗いてしまう。

 おしゃれで完璧にディスプレイされたお店は、それ自体が会社や他人の作品のようなものだから、撮っても僕の価値観で撮った写真にはならないので素通りするが、反対に独特のスキがあるお店などは、好んで撮る。 そのものの記録というよりは、街の風景の断片という感じで。 そのために構図は考える。

 

 写真は何が良く写るのか、撮ってみないとわからない。 とにかく撮ってみて妙な生々しさが写真の中にあったりすると、とても嬉しい。 それこそが写真だと思える。

 

 

 

 

 

 

 連休の初日。 今朝撮ったのは、137カット。 思った以上に量が少なかった。 夜が明けた後の光があまり好みではなかったのかもしれない。 粘って撮影を続けることができなかった。 それに加えて、内容も良くなかった。 大丈夫、またやろう。

 

 今日はやらなければならない用事もなく、写真に集中できる。 街に出て、好きなレコードや本も探すことができる。 他人の価値に合わせる必要はない。 やりたいことをやろう。

 

 

 

 

 

 

ボチボチ、ぼちぼち。

 

 

 

 

 何のお店か確かめなかったけど、窓ガラスの向こう、干したタオルの横にエゴン・シーレの絵を見つける。 エゴン・シーレは若い頃興味があって、部屋には画集もある。 その本はケースに入ってて。結構高価だった。 今では紙も黄色く変色していることだろうけど、本は財産だからずっと持っておく。 

 僕の脳裏には、図書室のような空間に身を置いて過ごすという風景が、うっすら浮かんでいる。

 

 まだ暗い夜明けのお店に黄色い灯りが灯っていると、カメラを持った自分は自然と中をのぞくことになる。 

 おしゃれに完璧にディスプレーされたお店は、それ自体が他人の作品のようなものだから、撮っても僕の写真にはならないので素通りするが、反対に何かスキのようなものがあるお店などは、好んで撮る。 そのものの記録というよりは、街の風景の断片として撮る。 

 

 とりあえず何が良く写るのか、撮ってみないとわからない。 撮ってみて妙な生々しさが写真の中にあったりすると、とても嬉しい。 それこそが写真っぽいと思える。

 

 

 

 

 

 

 連休の初日。 今朝撮ったのは、137カット。 思った以上に量が少なかった。 夜が明けた後の光があまり好みではなかったのかもしれない。 粘って撮影を続けることができなかった。 それに加えて、内容も良くなかった。 大丈夫、またやろう。

 

 今日はやらなければならない用事もなく、写真に集中できる。 街に出て、好きなレコードや本も探すことができる。 他人の価値に合わせる必要はない。 やりたいことをやろう。

 

 

 

 

 

 

ボチボチ、ぼちぼち。

 

 

 何のお店か確かめなかったけど、窓ガラスの向こう、干したタオルの横にエゴン・シーレの絵を見つける。 エゴン・シーレは若い頃興味があって、部屋には画集もある。 その本はケースに入ってて。結構高価だった。 今では紙も黄色く変色していることだろうけど、本は財産だからずっと持っておく。 

 僕の脳裏には、図書室のような空間に身を置いて過ごすという風景が、うっすら浮かんでいる。

 

 まだ暗い夜明けのお店に黄色い灯りが灯っていると、カメラを持った自分は自然と中をのぞくことになる。 

 おしゃれに完璧にディスプレーされたお店は、それ自体が他人の作品のようなものだから、撮っても僕の写真にはならないので素通りするが、反対に何かスキのようなものがあるお店などは、好んで撮る。 そのものの記録というよりは、街の風景の断片として撮る。 

 

 とりあえず何が良く写るのか、撮ってみないとわからない。 撮ってみて妙な生々しさが写真の中にあったりすると、とても嬉しい。 それこそが写真っぽいと思える。

 

 

 

 

 

 

 連休の初日。 今朝撮ったのは、137カット。 思った以上に量が少なかった。 夜が明けた後の光があまり好みではなかったのかもしれない。 粘って撮影を続けることができなかった。 それに加えて、内容も良くなかった。 大丈夫、またやろう。

 

 今日はやらなければならない用事もなく、写真に集中できる。 街に出て、好きなレコードや本も探すことができる。 他人の価値に合わせる必要はない。 やりたいことをやろう。